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スタッフより

2025.07.08

【7月の図書】「正解のない世界」を楽しむ力、フロンティア思考とは!?

7月の貸し出し図書は、こちらの5冊!

スタッフピックアップの一冊は、

13歳から挑むフロンティア思考 イグ・ノーベル賞受賞者が明かす「解なき世界」を生き抜くヒント」

著者:宮下芳明

「正解のない問題に、どう向き合うか?」——その問いに挑むすべての人へ。実践的な思考法を伝える一冊です。

著者は、明治大学教授であり、2023年に「電気を流した箸やストローで食品の味を変える実験」でイグ・ノーベル賞を受賞した宮下芳明さん。
明治大学宮下研究室のYouTubeでも、味覚を拡張する実験や、課題解決を楽しむ方法をユニークに発信し続けています。

本書で紹介される「フロンティア思考」とは、未知の問題や答えのない課題に出会ったとき、「面白そう」とワクワクしながら挑戦するマインドのこと。失敗しても「次はどう挑もう?」と、まるで冒険のように楽しむ姿勢なんだとか。

 

柔軟な思考力や論理的な考え方が伸びやすい13歳前後の子どもから読めるように書かれていますが、大人にとっても、新しい気づきや発想のヒントが満載。日常のちょっとした違和感や疑問を「問題」として捉え、解決までの道のりをどう楽しむかが、具体例とともに丁寧に解説されています。

 

我がClass Biz.のスタッフ業務の中でも正解のない問題の連続です。個人的には、SNS投稿で「これで完璧!」と思って出したものが全く反応がなかったことがありました。

一瞬「向いてない」と凹みましたが、「どこがズレてたのか?」を分析し、再チャレンジ。次にはしっかり反応が返ってきて驚きました。

このとき私たちが無意識にしていたことこそ、まさに“フロンティア思考”。
この本は、そんな「うまくいかないときにどう楽しむか」をやさしく、力強く教えてくれる一冊です。

子どもにも大人にも、じわじわ効いてくる前向きな処方箋でした。

 

 

Class Biz.には、7月末ごろまで置いてありますので、ぜひ手に取ってみてください。

 

※マーケティングに最適!と人気の日経MJやビジネス情報誌も置いています。インプットの場としてもご活用ください!

担当:スタッフA