ニュース
Biz.レポート
2025.06.24
【イベントレポ】『ビジプラトーーク!!』等身大のリアルに学ぶビジネスプランのつくり方
『ビジプラトーーク!!』~夢とリアルとトライ&エラー~ が、6月17日にClass Biz.で開催されました。
「ビジネスプランって、何を書けばいいの?」「起業した後、実際どんなギャップがあった?」
そんなリアルな問いに、起業したばかりの3人のゲストが真っ向から答えた90分。会場は、まるでトーク番組のような盛り上がりに!
■第一幕:走り出した3人の事業計画書大公開
登壇者は、
岩国では珍しいスパイスカレー店「(仮)コウタのカレー」店主・植野好太さん
婚活パーティーの司会で数々のカップルを誕生させてきた「カラフルセレモニー」代表・栗原千里さん
手づくりの薪窯で焼く自家製天然酵母パンの「大樂堂」外交担当・大樂知洋さん
さらに、中小企業診断士・土井一海先生(土井合同事務所 代表)がアドバイザーとして参加し、ゲストたちが開業前に作成したリアルなビジネスプランをプレゼンしてもらいました。
「創業動機」「差別化戦略」「数字の裏付け」など、実際の事業計画書を惜しげもなく公開。
植野さんのワンオペでお店を回す仕組み化の提示や、栗原さんの創業動機に紐づいたブランディングについては土井先生も「売上見込みを考えた現実的な行動計画は信頼感を与えるね。メディアに記事にしてもらえるような新規性や独自性もいい」と高評価。
中でも、山口県創業補助金で審査員からも評価が高かった大樂さんの調査力は土井先生も太鼓判!
「同業者の情報を聞けばすぐに会いに行く姿勢が素晴らしい」と、行動力を称えていました。
■第二幕:プロの視点で深掘る「ビジプラトーーク!!」
続くディスカッションパートでは、土井先生のファシリテートのもと、開業前の不安や起業後のギャップ、思わぬ誤算まで「ここだけの話」をたっぷり展開。
栗原さんは「結婚生活の経験も、私の“提供価値”」と語り、土井先生も「経験を強みに変える力が素晴らしい」と感心。
大樂さんは「事業計画に“薪を使う”って書いたせいで、毎週木を切ってます(笑)」と会場を沸かせつつ、ユニークな“実体験”を披露。
実は音楽家の顔を持つ植野さんと大樂さん。
パーカッショニスタの植野さんは「インスタライブでジャンベを叩いてみた」、ピアニストの大樂さんは「店内にピアノを置いてライブ演奏をしたい」と語り、「いわくに創業カレッジ同期」としての音楽コラボも夢見ているとのこと。忙しい中でも互いに励まし合う姿が印象的でした。
その他、リアル創業話は止まりません。
「本業以外のことに想像以上に時間がとられる」 「営業電話の多さにびっくり」
「パンを焼いて、空き時間に読書して…と夢見ていたが、そんな暇はない(笑)」
…などなど、“起業後の生活”をリアルに感じられるエピソードが満載!
トークが盛り上がるのは、やはり“苦労話”ですが――
起業間もないゲストの皆さんの支えとなっているのは、お客様からのダイレクトな反応。「美味しかった」「ありがとう」のシンプルなひと言が大きなやりがいになっているのだとか。
参加者からは「自分だったらどうする?」と、“自分ごと”として起業を考えるきっかけになったという声が寄せられました。
■セミナー後は、美味しく深い交流会!
セミナー後には、1時間のゆったり交流会を開催。
創業準備中の方と、実際に起業した事業者との交流で事業の話に花が咲くひとときとなりました。
▲特別メニューは、大樂堂のバゲットに(仮)コウタカレーのスパイスカレーをのせた夢のコラボプレート!
■次回は、あなたが“語る側”かも?
「リアルな体験談が参考になった」
「これから自分の事業の方向性に変化がありそう」
そんな声が多数あがった本セミナー。
“ビジネスプランは、作って終わりじゃない。使いながら磨いていくもの。”
そのことを実感できる学びの時間でした。
\\【近日公開】8/4~8/8コワークウィーク開催予定//
8/9「世界コワーキングデイ」を盛り上げるコンテンツ企画中!お楽しみに♪
詳細はHP・各種SNSにて公開いたします。チェックをお忘れなく。