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Biz.レポート

2025.03.27

”脱”素人ビジュ!連続講座でCanva×デザイン理論を実践!

今や、テンプレートやデザインツールを活用すれば、誰でも簡単にチラシを作成できる時代。けれど手間暇かけて自作したチラシでも、肝心の「伝えたいこと」がうまく伝わらない…そんな悩みを抱える事業者さんも多いのではないでしょうか?

そんな課題を解決すべく、2月28日と3月14日に「デザインの基礎から実践的なチラシ制作までを体系的に学ぶ連続セミナー」が開催されました。

講師は、合同会社アクト・スリーでアートディレクター・グラフィックデザイナー・フォトグラファーとして活躍する秋崎涼子さん。

過去のセミナーではスマホを使った宣材写真の撮影方法を講義するなど、そのわかりやすい解説が好評で、リピーターも多い人気講師です。


第1回:デザインの本質を学び、「良いデザイン」の正体を知る

2月28日の初回では、デザイン制作の基本的な流れや押さえるべきポイントを、プロの視点から学びました。

特に印象的だったのは、秋崎さんが手がけた「就職説明会の出展ブースデザイン」の事例紹介。

デザインの仕事は、クリエイティブな時間が多いと思いがちですが、実際には情報収集や整理、キーワードの選定、伝える内容の優先順位付け、コンセプト作りなど、構想の時間が多いのだそう。

 

「今まで、いきなり制作に取り掛かっていた!」

「自分の事業チラシをつくるのにも、情報整理が必要だったなんて!」

 

想像していた華やかなデザイナーイメージは業務のほんの一部であることに、会場からは驚きの声が!

また、「デザイン完成」がゴールではなく、見た人たちの反応や目標を達成できたかをリサーチし、マーケティングする“運用”の大切さも学びました。

実際に完成したブースデザインがこちら。視覚的に印象的でありながら、狙い通りの仕掛けが施されたもの。

その結果、クライアントの目標を大幅に達成する成果を生み出したとのことです!

 

また、秋崎さんが手がけたチラシを例に、「情報の視覚化」や「視線誘導」の工夫を学び、効果的なラフの作り方を実践し、デザインの目的を明確にする重要性を実感できる濃密な時間となりました。

今回セミナーのために秋崎さんが作ってくださったロゴ・チラシがこちら。

抽象芸術 ピエト・モンドリアン「赤 青 黄のコンポジション」にインスピレーションを得て、ターゲット層の興味をひくデザインや視覚誘導がちりばめられています。

 


第2回:「準備9割、制作1割」を実感!実践ワークショップ

3月14日の2回目は、前回の宿題「チラシのラフ作成」をもとに、Canvaでのワークショップを開催。

事業をされている方は自社のチラシ、もしくはClass Biz.の紹介チラシを作ることに!

掲載内容を整理している方やチラシのラフ案を持ってきている方、情報収集のためClass Biz.見学をされた方もおられ、いざ制作に取り掛かります。

作業の合間には、著作権やフリー素材、AI活用の注意点などのデザイン禁忌の説明もありました。

 

そして、完成したチラシの講評タイム。

販売店店舗オープンを知らせるチラシを作成した手作り餃子屋さん。

 

店舗のリニューアルオープンを知らせるチラシを作成したパン屋さん。

 

一回目講義の後に、情報整理やラフ設計など準備をしてから制作されたチラシは、コンセプトをビジュアルで表現できていると、秋崎さんからも高く評価されていました👏

 

講評中、秋崎さんが特に強調したポイントは、

●事業者目線で「伝えたいこと」と、ユーザー視点で知りたい情報のギャップ

●デザインのメリハリや視線誘導の重要性

デザインは「おしゃれに装飾すること」ではなく、伝えたいことを正しく届けるための手段であることを改めて学びました。

 

秋崎さんがcanvaを使って作成したClass Biz.チラシがこちら

キーワード選定やコンセプトの言語化など、学んだ内容が詰まったデザイン。

元になった情報整理の手書きメモやラフなどを見せていただきながらの説明は、とても貴重で学びが多い!

 

仰天だったのが、このデザイン制作にかかった(PCに向かった)時間なんと15分!

リサーチ・ラフ作成など事前準備構想で軸をしっかり固めることで、制作で迷うことがなくなるそうです。

ワークショップ体験後は、今回の連続セミナー冒頭から言われていた、「準備9割、制作1割」の意味を、最後に身をもって実感できたのではないでしょうか。

 

参加者の声
 ●「デザインを学んだことがなかったので、すべてが新鮮だった」
 ●「自己流で作っていたが、プロのデザイン手法を知れて参考になった」
 ●「デザイナーがどのように考え、仕事に活かしているのか知ることができた」

 

セミナー終了後には、「秋崎さんに制作物の添削をしてもらう機会がほしい」「ワークの時間をもっと増やしてほしい」といった声もあり、次回開催の可能性も検討中です。次回の開催が待ち遠しいですね!

 

 

 

<スタッフKがsunoで生成した今回セミナーのテーマソング♪>

 

 

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