7/26（金）、神戸で人気のパン屋「ベーカリーバカンス」など数々の話題店を展開する神尾辰雄さんをお招きして、事業の掟を作るワークショップを開催しました。

岩国市出身の神尾さん。周東町の自社農園で作ったお米・麦・大豆を使い、農業×飲食の六次化に成功。途中7店舗閉店と、酸いも甘いも嚙み分けた経験を経て、現在は神戸にて9店舗の飲食店経営。またドラッカーの経営思想を学び、経営者や学生を対象としたドラッカーのマネジメント勉強会を行うなど、マネジメント指導にも精力的に活動されています。

神尾さんが積み上げた事業実績の裏にあるもの。それは、一貫した”事業の軸づくり”

今回のセミナーは、ワークショップと壁打ちを通して、事業の軸となる「掟」を作ってみよう！というものでした。
参加されたのは、岩国市周辺から集まった様々な業種の事業者さん達。

神尾さんから「オープンに話しやすい雰囲気で」というご要望もあり、ドリンク片手に乾杯でスタート！

「今日やることは“焦点を絞り込む”ことです」とはじめにゴールを設定し、掟を作る目的や焦点を絞ると見えてくるものについて、順序立てて説明してくださいました。

マネジメントを学ぶほど出てくる事業課題。しかしコンセプトや方向性を細かく定めることでリスクを減らすことが出来るそうです。

事業を言語化することが初めてという方も、事業価値を見出せたり、示し方が明確になったり・・

ワークショップ中も、話を振りながら進めてくださり、参加された方も分からない事をその場で聞けたり、横の人と意見交換される場面も多くありました。

ワーク前は、自分の掟に不安を抱き「正解かわかりません」とおっしゃる方も、1時間半のセミナーの間に掟をはっきり言い切れるようになっていく様子は、まさにブラボーでした！！

セミナー最後に、それぞれの作った「事業の掟」の発表する様子

今回のセミナーは、想像を超える視点からの話の連続で、多角的な視点を持つことの大切さを学びました。

また、掟を定める過程で、「ターゲットを定めるコツは、自分主体で考えるのではなく、ベクトルの向きを反対にし、購入したいのは誰かを考えること」と言われていたのが印象的でした。

実際、参加された方々が、神尾さんとの壁打ちで新しい視点のヒントをもらい、意外な顧客に気づく場面にも立ち会うことができました。

また、「リアルタイムで悩んでいたことが腑に落ちた」「コンセプトや顧客にとっての価値を自分ベクトルで考えてしまうので見つめ直す機会になった」「事業を深堀して活かしていける内容だった」などの意見をいただき、アンケート満足度100％をたたき出すイベントとなりました。

神尾さん、ありがとうございました。

【おまけ】

太っ腹な神尾さんが、アンケート回答特典として、ベーカリーバカンスの二種類のパンをご用意くださいました！

思わぬプレゼントに、会場は歓喜に沸きました♪（集合写真の笑顔にもよ～く表れています☺）

＼8/9（金）は世界コワーキングデイ／

Class Biz.では、8/5（月）～8/9（金）まで【Co-working Week】開催中。

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